エアリールーバーの説明(動画)

取付方法は3通りあります。

網戸に対してエアリールーバーを1枚だけ取り付ける方法(シングル)と、2枚重ねて取り付ける方法(ダブル)があります。さらに2枚重ねて取り付ける方法にはルーバーの羽根が前後に同じ角度で延長されるようにする方法(ダブルーストレート)と前後で反対の角度になるようにする方法(ダブルークロス)があります。
エアリールーバー本体に上下に二つの穴が4か所あります。この穴は取付ピン用の穴です。この穴にピンを刺すことで2枚重ねる場合は2枚のエアリールーバー本体を一体化して、更に網戸の目に刺すことで取付られます。

エアリールーバーの構造の説明 1枚(シングル)での使い方

重ねずに1枚で使う
窓の外からの視線をある程度防ぎたい場合

1枚の場合は正面からの視線を完全には防ぐことはできませんが、外からの遮りたい視線が正面からではない場合、工夫次第で「2枚重ね」に近い効果が期待でき、エアリールーバーの枚数をより有効に使うことが出来ます。
また屋外が明るい場合にはかなりの視線をブロックすることが出来るので、正面からの視線を完全には防がなくてもいい場合でも、スッキリとした簾(すだれ)のような使い方が出来ます。


エアリールーバー 2枚で同じ向き (ダブルストレート)

お勧めの標準の使い方
窓の外の正面からの視線を防いで空気の通り道を確保する

屋外側が低くなるようなルーバー角度で使う場合は、2枚重ねるときに網戸側は上の取付穴、また室内側は下の穴に取り付けピンを刺すことで前後のルーバー部分が延長され全体の長さが深くなり、屋外側正面からの視線をブロック出来ます。


エアリールーバー 2枚違う向き (ダブルクロス)

特定の場所に有効な使い方
窓の外からの視線を完全に防いで空気の通り道を確保する

室内側の1枚を裏返しにすることで、前後のルーバーが微妙にずれたハの字型になり、窓の外側のすべての角度からの視線を完全に防ぐことが出来ます。この場合、開口率は少し下がりますが換気用の空気の通り道が確保できています。


エアリールーバー 取り付け方

うまく網戸へ取付ける方法は、まずエアリールーバーの本体の位置を決め取付用の穴にピンを差します。網戸押すと網戸がたわむ場合があるのでピンの先端に当たる部分を網戸の反対側(室外側)から支えるようにするとしっかり取付できます。また、ピンが網戸に当たる時は無理に押し込まずピンを一旦外して爪楊枝などで網戸の糸を寄せてからピンをするとスムーズに取り付けできます。

ピンを取り付けた状態は次の断面図(イラスト)のようになります。


取り外すときは、ピンだけでなく本体と一緒に外すとやりやすくなります。取り外した後に網戸のピンを刺した場所が広がっている場合は、網戸の目を爪楊枝などで直します。